11月に入り、まんじぇに体験参加する人が2日に1回のペースで来ています。
あんまりない集中具合で驚いています笑
体験ではじめて来る人たちには、すぐにまんじぇのメンバーと打ち解けていく人もいれば、緊張して動けない人、逆に緊張して動き回る人、じっと遠くから様子を伺う人、ゆ~っくり輪に入り込んでいく人、あたりまえですがさまざまな人がいます。
特にまんじぇは、この時間になったらみんなでこれをしよう、ということもなく、何をする時間も決まっていないので、何かしたいと思っても最初の一歩は自分で動き出さなければなりません。
公教育の学校しか知らない人からしたらなんだこの場所は……でしょうね。笑
時々、他の生徒がやっていることに一緒に入りたいけど、緊張してたりどうしていいかわからなくて入れないのかな?という体験の人がいます。
そういうときにスタッフはというと、特に声はかけません。
その人が緊張して、葛藤して、悩んでいる時間がその人だけのとても大切な時間だと思うからです。
結果的に一歩踏み出せたとしても踏み出せなかったとしても、その経験がその人にとっての大きな学びになるんじゃないかと考えています。
もちろん、はじめての人ですから、まんじぇがこういうところだという説明や、何かしたいことがあったり困ったことがあって助けて欲しかったら言ってね、ということは伝えています。でもそれ以上は基本的にお世話はしません。
冷たいと感じる人もいるかもしれませんが、その人が自分の中で起こっている課題を自分で乗り越えられていけると「信頼」しているんです。
まんじぇの生徒たちも、割と「入ってきたかったらくれば?」的な姿勢でいる感じがします(生徒によりますが)。変に歓迎するでもなく拒絶するでもなく、待ちの姿勢で体験の人の動きを見守っています。自由に過ごしたらいいんだよ、と背中で語ってるようにも見えますね。笑
こういうことができるのも、まんじぇが毎日ある「学校」だからです。
今日できなくても明日が、明日できなくても明後日できればいい。ひと月後でも、1年後でもいい。
一回限りのイベントだと違う動きにもなるかもしれませんが、日々積み重ねていける環境だからこそ、何度でもチャレンジでき、何度でも失敗でき、何度でも学べるんです。
そういうところはまんじぇが「学校」である強みだなぁと思っています。